三合派擇日

三合派擇日とは

• 【十二支】十二支の組み合わせが最も重要です。（子（ねずみ）、 丑（うし）、 寅（とら）、 卯（うさぎ）、 辰（たつ）、 巳（へび）、 午（うま）、 未（ひつじ）、 申（さる）、 酉（とり）、 戌（いぬ）、 亥（いのしし）
• 【五行】十二支に対応する五行のバランスも考慮します。
• 【天干】十干（甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸）も、十二支と合わせて吉凶を判断する材料となります。
• 【九星】九星気学も参考にすることがあります。

三合派擇日とは、擇日法の一種で、中国の伝統的な暦学に基づいた、目的に応じた吉日を選ぶ方法です。擇日とは、結婚や引っ越しなど、人生の重要な出来事を行うにあたり、吉凶を判断して最適な日を選ぶことを指します。

三合派擇日では、十二支、五行、天干、九星、太陽の運行から割り出す、十二直（じゅうにちょく）や、月の運行から割り出す、二十八宿など様々な要素を考慮します。

そして、擇日には様々な流派があり、三合派もその一つです。流派によって、吉凶の判断基準は異なります。

六曜とは

• 先勝（せんしょう）午前中は吉、午後は凶とされる。
• 友引（ともびき）良い意味でも悪い意味でも、友を引き寄せる日とされる。
• 先負（せんぶ）午前中は凶、午後は吉とされる。
• 仏滅（ぶつめつ）一番の凶日とされ、あらゆる事を避けるべきとされる。
• 大安（たいあん）万事吉、何事を始めてもよい大吉日とされる。
• 赤口（しゃっこう）祝い事には不向きだが、普段の行動には差し支えないとされる。

六曜の起源は、中国の暦法にさかのぼりますが、日本に伝わってから独自の解釈や発展を遂げました。江戸時代以降、庶民の間にも広く知られるようになり、現在でもカレンダーに記載されるなど、日本人の生活に深く根付いています。

また、六曜の順番は、決まったサイクルで繰り返されます。旧暦の名残だと言われていますが、毎月1日の六曜は固定されています。1日の六曜が決まると、残りの日は決まった順番で続いていきます。

三合とは

• 申子辰（しんししん）申（さる）、子（ねずみ）、辰（たつ）の組み合わせです。
• 亥卯未（がいぼうみ）亥（いのしし）、卯（うさぎ）、未（ひつじ）の組み合わせです。
• 寅午戌（いんごじゅつ）寅（とら）、午（うま）、戌（いぬ）の組み合わせです。
• 巳酉丑（しゆうちゅう）巳（へび）、酉（とり）、丑（うし）の組み合わせです。

三合の関係にある十二支は、一つのチームのように、お互いを助け合い、補い合う関係と言われています。また、三合の組み合わせは、五行（木、火、土、金、水）とも深く関係しています。

吉日を選ぶ

• 【神様に敬意を払うのに適した日】寺や廟（みたまや）を参拝するのに良い日など。
• 【生活に関することに適した日】旅行、観光、学校や塾など習い事などへの入学に良い日など。
• 【結婚に関することに適した日】結婚の日取り、贈り物を送る、エステや美容院に良い日など。
• 【建築に関することに適した日】道路の修理、土木工事を始める、新しい住宅の柱や壁を建てるのに良い日など。
• 【事業・求財に関することに適した日】新しい会社、繊維やアパレル業などのビジネスのスタートによい日など。
• 【農業に関することに適した日】種蒔き、漁業や釣り、放牧によい日など。
• 【喪葬に関することに適した日】墓を作る、墓の修繕、墳墓やお堂を建てるのに良い日など。
• 【人に関することに適した日】友人・恋人に会う、弟子入りする、引っ越し、養子緑組によい日など。

吉日の信憑性を裏付ける科学的な根拠はありません。しかし、古くから伝わる暦の考え方であり、多くの人々に親しまれてきたことは事実です。