運命と宿命
2.5
運命とは
運命とは人間の意志を超えて、幸福や不幸、喜びや悲しみをもたらす超越的な力とあります。
運命についていえば育った環境や自分自身の信念、行動によって変えていけるものだと思います。
ただ相手が起こす行動だったり、予測の付けようがないものは、巻き込まれてしまう事は生きている人間全てに起こり得る事です。そう言った意味では人は皆平等なのだと思います。
ですが、いざ自分の愛する人が不運に巻き込まれてしまい、それが運命だったと言われても納得などできないのも事実です。それは、人には感情があるからだと思います。
ですので予測のつかないものは起こり得るけど、ちょっとした自分の注意力や経験から得た知識等を活用し、自分の出来る事を最大限行う事により防げるものは防げるはずです。
その為には、人間関係の構築・知識・健康管理つまり心の余裕を持つ事が大切なんだと思います。
宿命とは
宿命とは、生まれつき備わっている性質や能力、運命のことです。
算命学では宿命を知り、それを生かすことで人生をより満足なものにすることができるとされています。
宿命を生かすためには、まず、自分の宿命を正しく理解することが大切です。
算命学では、生年月日から、その人の本命星・命式・大運・流年など、さまざまな要素を読み解くことができます。これらの要素を理解することで、自分の長所や短所、得意なことや不得意なこと、人生の流れなどが見えてきます。
自分の宿命を理解したら、それを生かすための努力をすることが大切です。
自分の長所を伸ばし、短所を克服するために、さまざまなことにチャレンジしてみましょう。
また、人生の流れを理解することで、波乱や困難を乗り越える力を身につけることができます。
算命学は、人生の羅針盤として役立てることができます。自分の宿命を知り、それを生かすことで人生をより充実したものにすることができるでしょう。
具体的には
- 自分の長所を伸ばし、短所を克服する
- 人生の目標を明確にし、それを実現するために努力する
- 波乱や困難を乗り越える力を身につける
- 人との縁を大切にする
- 心身を健康に保つ
- 良い人間関係、良くない人間関係を知る
確かに宿命のとおりに生きるのが自分らしく生きれるのは確かです。それは、自然の法則であり、人間も自然の一部です。だから自然の法則の影響を受けて当たり前という考えです。
ですので、大筋は宿命の通りに生き、気を付けなければならない点は改善していく努力をする。算命学でも言っている事です。自分の宿命をどう考え、どう活用するか、どう気を付けるかを知り、どう生きるかを決断するのは自分。そして、出した答えに責任を持つのも自分ということです。
追記
算命学では、あなたの年運、大運、大運天中殺(全ての人にあるとは限りません)の有無なども分かります。その事をまず知る事で、貴方の人生が健やかな方へ向かえると思います。
私達が生きている社会は理不尽な事が溢れています。社会との関わり方のさじ加減や、人生の転機、今後、貴方が乗り越えるべき壁。もっと深く自身を知りたい方、自分自身の向上、自分自身の役目、目的を本気で知りたいと思っている方。親子さんであればお子様の向き、不向き、さては進学先、適した分野など多種多様です。
時として無知は罪だと思います。知らなかったで許される事もあれば、許されない事もある。知っていれば助ける・防げる事が増えていきます。自分自身の器を広げて、強くなることが大切です。